ポメラニアンのミックス犬全12種を紹介!種類ごとの違いも徹底解説!
ポメラニアンは、ミックス犬も人気です。 組み合わせによって、見た目や性格にさまざまな違いが見られます。 多種多様なミックス犬が存在しますが、ここでは日本で比較的知名度の高いミックス犬を12種ご紹介していきます。 ポメラニアンのミックス犬は全部で12種 ミックス犬の名前 両親の組み合わせ ポメプー ポメラニアン×トイプードル ポメチワ ポメラニアン×チワワ ポメマル ポメラニアン×マルチーズ ポメ柴 […]
小さい体にふわふわの毛、愛らしい顔立ちで人気のポメラニアン。
国内外で人気が高く、日本でも2008年から2020年まで12年連続で飼育頭数4位の座をキープし続けています。
「ポメラニアンをいつか飼ってみたい!」という方のために、この記事ではポメラニアンの特徴や性格、Youtubeで人気の可愛いポメラニアンなどをご紹介していきます。
原産国 | ドイツ |
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平均体高 | 21cm±3cm |
平均体重 | 1.5~3.5g |
平均寿命 | 12~16歳 |
カラー | 20種類以上(ホワイト・クリーム・オレンジ・ブラック・ブラウン・オレンジセーブル・ウルフセーブルなど) |
なつきやすさ | |
しつけのしやすさ | |
多頭飼いのしやすさ | |
散歩の頻度 | 1日2回 |
カットの頻度 | 特に必要なし |
気をつけたい病気 | 流涙症・骨折・膝蓋骨脱臼(パテラ)・気管虚脱など |
販売価格の相場 | 30万~40万 |
ポメラニアンはドイツ原産の犬種で、「ポメラニア地方」という地名から名づけられています。
牧羊犬のサモエドやジャーマンスピッツを品種改良して小型化したもので、17世紀以降、ヨーロッパの王族や貴族を中心に人気が広がりました。
特にイギリスのヴィクトリア女王が愛好していたことで有名です。
JKC(ジャパンケネルクラブ)の基準によると、ポメラニアンの体高は21cm±3cmで、超小型犬に分類されます。
ポメラニアンのカラーは、もともとホワイトがオリジナルとされていますが、現在はクリームやオレンジ、ブラック、ウルフセーブル、ブラウンなど20種類以上が存在します。
子犬の値段は近年高騰しており、30万~40万が相場です。希少なカラーは、さらに高値で販売されることもあります。
ポメラニアンの値段については、以下の記事を参照してください。
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ポメラニアンの子犬の値段や購入場所については、こちら。
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ポメラニアンの性格は、明るく活発で遊び好き、好奇心旺盛でイタズラも大好きです。
目新しいものが好きで、気になるものを見つけると興奮し、確認せずにはいられません。
人間が大好きで、飼い主さんへの忠誠心も強く、惜しみなく愛情表現してくれます。
甘えん坊ですが、独立心が強い一面もあるため、一人遊びも得意です。
また、警戒心が強く勇敢な面があり、自分より大きな犬や動物にも立ち向かっていく強さがあります。
神経質なところもあるため、ちょっとした物音にも反応して吠えることが多いです。
集合住宅の場合は特に、吠え対策が必要になりますが、番犬としては最適でしょう。
賢いので、しっかり躾ければどんどん学習してくれますよ。
オス | ・やんちゃ ・甘えん坊 ・縄張り意識が強い |
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メス | ・やんちゃだがオスより早く落ち着くことが多い ・人なつこい ・ヒート期は情緒不安定になることも |
他の犬種と同様、ポメラニアンもオスとメスとでは性格が多少異なります。
どちらも子犬期にはやんちゃですが、オスの方が成犬になっても子犬のようなやんちゃさが続くことが多いです。
やや攻撃的な一面もあり、メスより無駄吠えが多い傾向が見られます。
本能的に縄張り意識が強いため、後ろ足を上げておしっこしたり、マーキングしたりすることもあります。
メスより甘えん坊で、構ってアピールが多いのもオスの特徴です。
一方、メスもやんちゃではありますが、成犬に近づくにつれて落ち着く子が多いです。
オスに比べると比較的穏やかですので、しつけがしやすいと言われます。
ただし、ヒートと呼ばれる生理の時期には、ホルモンの影響で情緒不安定になり、いつもとは性格が変わることもあります。
ポメラニアンはカラーバリエーションの多い犬種ですが、色による性格の違いはあまりないと言われています。
たとえばトイプードルの場合、「ホワイトは人なつこい、シルバーは神経質」などと言われることがありますが、ポメラニアンはそういった情報が多くありません。
一説には、「ブラックのポメラニアンは比較的おとなしい」という話もありますが、根拠はあまりないようです。
どのカラーでも、ポメラニアンは基本的にやんちゃで元気いっぱいの子が多いため、逆におとなしすぎる子は少し心配と言えるかもしれませんね。
ポメラニアンは、他の犬種と比べてどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、代表的な特徴を3つご紹介していきます。
ポメラニアンといえば、小さいながらモコモコの立派な毛が特徴です。
顔周りはたてがみのように豊富な毛が囲んでおり、しっぽもふさふさしています。
ポメラニアンの毛は、長いオーバーコート(上毛)と短いアンダーコート(下毛)からなる2層構造(ダブルコート)です。
年に2回、春と秋にアンダーコートが大量に抜ける「換毛期」があり、この時期は抜け毛の掃除に追われます。
換毛期以外でも抜け毛が多い犬種ですので、毎日のブラッシングが必要です。
また、生後4ヶ月を過ぎると、一時的に顔周りの毛が抜け落ちる時期がやってきます。
子犬の毛から成犬の毛に生え変わる過程なのですが、ふさふさの顔周りが貧相になるため、巷では「お猿期」と呼ばれています。
1歳を過ぎると落ち着いてきますが、いつまたふさふさになるかは個体差もあるようです。
あくまで一時的なものですから、あせらず生えそろうのを待ちましょう。
ちなみに、モコモコの毛を持つポメラニアンならではの特徴として、「強風に吹かれた時の姿のかわいさ」があります。
強風の中のポメラニアンがどうなるのかについては、以下の記事でくわしくご紹介しています。
ポメラニアンといえば、なぜか「強風」というキーワードとセットになることがあります。そのきっかけとなったのが、あるポメラニアンのお散歩中の画像です。強風の中、勇ましくお散歩するポメラニアンの姿が可愛すぎると話題になり、その後ガ[…]
毛色 | 特徴 |
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ホワイト | 全身真っ白。耳に若干のイエローが入ることもある。 |
クリーム | もっと白に近い子もいる。黒の差し色が入った「クリームセーブル」もある。 |
ブラック | 皮膚とアンダーコートを含め、全身真っ黒。 |
ブラックタン | ブラックに褐色の差し色が入っている。 |
オレンジ | きつね色に近い。胸やしっぽは色が薄くなることもある。 |
オレンジセーブル | オレンジに黒の差し色が入っている。 |
ブラウン | 全身茶色。鼻も薄い茶色。さらに色の薄い「チョコレート」もある。 |
ウルフセーブル | 薄茶に黒や白が混じっている。オオカミやタヌキを思わせるカラー。 |
パーティーカラー | 白いベースにもう1色の斑が入っている。 |
ポメラニアンのカラーバリエーションは非常に豊富です。
初期のポメラニアンはほとんどがホワイトでしたが、その後さまざまな色が作出され、現在は20種類以上のカラーがあると言われています。
特に多く見かけるのは、オレンジ、ホワイト、ブラック、クリームなどです。
オレンジに黒い差し色の入ったオレンジセーブルや、薄茶に黒い差し色の入ったウルフセーブル、ブラックに褐色の差し色が入ったブラックタンなど、複数の色が混ざったカラーもあります。
ホワイトに、もう1色がポイント的に混ざったものはパーティーカラーと呼ばれます。
珍しい希少な色ほど価格も高くなることが一般的です。
ポメラニアンの各カラーについては、以下の記事もご参照ください。
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きつね顔 |
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たぬき顔 |
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ポメラニアンといえば、つぶらな瞳をした可愛い顔立ちに、まるで笑っているかのような表情がキュートですよね。
ポメラニアンの笑ったような表情は「ポメスマイル」とも呼ばれています。
そんなポメラニアンは、実はきつね顔とたぬき顔の2種類に大きく分かれることをご存じですか?
きつね顔はマズルが長めで、耳がぴょこんと大きく、シュッとした顔立ちをしています。
ポメラニアンの祖先であるスピッツの血を感じさせる顔立ちです。
一方、たぬき顔はマズルが詰まっていて、幼い顔立ちをしています。
体型も小さめで、全体的に丸っこいフォルムです。
早ければ生後1ヶ月、遅くても生後4ヶ月も経つころには特徴が出てくると思いますので、子犬選びの参考にしてみてください。
ポメラニアンのキツネ顔とたぬき顔の見分け方などについては、以下の記事でくわしくご紹介しています。
丸っこいぬいぐるみのような可愛さで人気のポメラニアンですが、実は「たぬき顔」と「キツネ顔」の2タイプがあることをご存知でしょうか?両者は顔だけではなく、体格にも多少の差があるのです。どちらのタイプになるかは生後1ヶ月ごろから[…]
ポメラニアンの可愛さに癒されたい時は、SNSやYoutubeで動画を見るのが一番ですよね。
ここでは、特に人気者の可愛いポメラニアンを3匹、ご紹介していきたいと思います。
性別 | オス |
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生年月日 | 2015年7月1日 |
毛色 | クリーム |
性格・特徴 | 甘えん坊でちょっとビビり |
Youtubeの有名ポメラニアンといえば、ポメくんは外せません。
都内IT企業に勤めるサラリーマンの「トシ」さんとの2人暮らしの日常が人気を集めています。
クリーム色のポメくんは甘えん坊でとても可愛く、グッズやLINEスタンプなども販売されるほどの人気ぶりです。
サブちゃんねる「ポメくんの日常」も楽しいですよ。
最近、「パテラ」という膝の病気であることが判明したポメくん、今後が気になります。
性別 | オス |
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生年月日 | 2002年11月6日 – 2017年10月16日 |
毛色 | クリーム |
性格・特徴 | 臆病で人見知り |
俊介くんは、残念ながら2017年に虹の橋を渡ってしまいましたが、ポメラニアン人気を不動のものにしたと言っても過言ではないアイドル犬です。
飼い主さんのTwitterから人気に火がつき、写真集やカレンダーまで販売されるほどの活躍ぶりでした。
これ以上ないほどのまんまるなお目めをした可愛い顔立ちは、いつ見ても癒されます。
「柴犬カット」を広めたのも俊介くんです。
飼い主さんのTwitterには、今でも俊介くんの思い出の画像がアップされていますよ。
性別 | メス |
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生年月日 | 不明 |
毛色 | ホワイト |
性格・特徴 | やんちゃで甘えん坊 |
最近、人気が急上昇しているポメラニアンがマヨちゃんです。
39歳の自称「結婚できない男」である飼い主さんとの日常が、Youtubeで配信されています。
とにかく、マヨちゃんが可愛いです。
家にお迎えしたころの子犬期の姿など、まるで白いわたあめのよう…
いたずら盛りのマヨちゃん、これからも目が離せません。
ポメラニアンの可愛い動画や画像は、以下の記事でもたくさんご紹介しています。
数いる小型犬の中でも、長年にわたって世界中で愛され続けているポメラニアン。根強い人気を誇るのは、なんと言っても「かわいいから」の一言に尽きるでしょう。この記事では、思わずポメ愛が爆発してしまいそうな、かわいい画像・動画を厳選[…]
ポメラニアンの平均寿命 | 13.8歳 |
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犬全体の平均寿命 | 14.0歳 |
ポメラニアンの平均寿命は、12~16歳です。
動物保険のアニコムの調査(2017年)では、13.8歳でした。
犬全体の平均寿命は14.0歳となっていますので、平均的といえるでしょう。
ちなみに、ポメラニアンのギネス最高齢は21歳8ヶ月です。
アメリカフロリダ州に暮らしていた「Coty」というポメラニアンでした。
ポメラニアンの寿命については、以下の記事でくわしく解説しています。
ポメラニアンを飼うにあたって気になるのが、「何歳まで生きてくれるんだろう?」ということですよね。体が小さいだけに、なんとなく弱々しいイメージがあるかもしれません。しかし、ポメラニアンの寿命は決して短い方ではなく、先天的な病気[…]
ポメラニアンに必要なしつけは、他の犬種と基本的に同じです。
ただ、ポメラニアンの性格から考えると、特に「無駄吠え対策」と「噛み癖対策」はしっかり行なう必要があります。
ポメラニアンは人なつこい反面、警戒心が強く勝ち気な一面もあるため、どうしてもよく吠えがちです。
また、興奮しやすいことから、しつけをしないと人を噛んでしまうおそれもあります。
大事なのは、パニック状態になっても落ち着かせられることです。
うまく愛犬をコントロールできるように、コマンドをしっかり教え込む、いい子にしていたらご褒美をあげる、などのトレーニングを根気よく続けましょう。
ポメラニアンのしつけについては、以下の記事でくわしく解説しています。
ポメラニアンは賢い犬種ですので、しつけは比較的入りやすい方です。ただし、性格的に無駄吠えしやすい犬でもあるため、しつけに失敗すると苦労する可能性があります。なるべく小さいころから、段階を踏んでトレーニングしていきましょう。[…]
最近はポメラニアンのカットを楽しむ飼い主さんが増えていますが、本来ポメラニアンは毛が伸び続ける犬種ではないため、必ずしもカットを必要としません。
短く切りすぎると、毛がうまく伸びなくなったり、毛質が変わったりすることがあります。
それだけではなく、紫外線などのダメージを受けやすくなる、体温調節がうまくできなくなる、などのトラブルにもつながるため、注意が必要です。
カットするとしても、バリカンで短く刈るようなスタイルは避け、ハサミである程度の長さを残すようにカットすることをおすすめします。
ポメラニアン本来のもこもこしたスタイルを楽しむのも一つの方法です。
その場合、トイレで汚れやすいおしり周りや、すべりやすい足周りだけはカットしてもいいかもしれません。
トイプードルのカットの種類は、以下の記事でくわしくご紹介しています。
ポメラニアンは、毛が伸び続ける犬種ではないため、カットが絶対に必要なわけではありません。しかし、オシャレや衛生上の理由から、トリミングサロンに連れて行く飼い主さんが多いのも事実です。ポメラニアンには、どんなカットが似合うので[…]
ポメラニアンは、小さい体ながら丈夫な犬種ですが、いくつか注意したい病気があります。
たとえば「膝蓋骨脱臼(パテラ)」は、小型犬に多い関節の病気です。
重度になると手術が必要ですので、フローリングにはすべり止めのマットやカーペットを敷いておく、ソファやベッドには階段をつける(飛び降りさせない)などの工夫をしておきましょう。
ほかにも、気管がつぶれてしまう「気管虚脱」や、頭と手足を除いた全身に脱毛が起きる「脱毛症X(アロペシアX)」などもポメラニアンがかかりやすい病気です。
ポメラニアンの病気については、以下の記事内でくわしくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポメラニアンを飼うにあたって気になるのが、「何歳まで生きてくれるんだろう?」ということですよね。体が小さいだけに、なんとなく弱々しいイメージがあるかもしれません。しかし、ポメラニアンの寿命は決して短い方ではなく、先天的な病気[…]
ポメラニアンを飼うにあたって、気になる質問をまとめてみました。
小型犬ですので、お世話が特別大変ということはありませんが、一つだけ気をつけたいのが「吠え癖」です。
ポメラニアンは基本的によく吠える子が多いため、集合住宅だと騒音トラブルに発展するリスクがあります。
無駄吠えをやめさせるためには、しっかりとした躾けが大切です。
必要に応じてドッグトレーナーさんの助けも借りながら取り組めば、初心者の方でも飼育できると思われます。
換毛期に大量の毛が抜けることも、あらかじめ理解しておきましょう。
ただし、プライドが高い一面がありますので、先住犬がポメラニアンの場合、何につけても先住犬を優先してあげることが大切です。
先住犬と十分に信頼関係を築いてから、新しい犬をお迎えしてください。
ただし、性格には個人差もあるため、他の犬と遊びたがらない子の場合は、多頭飼いをあきらめた方がいいかもしれません。
また、2匹以上で一緒に吠えてしまうことも多いので、先住犬の吠え癖をしっかりしつけてから2匹目をお迎えしましょう。
ポメラニアンは人が大好きで甘えん坊な性格ではありますが、自立心も強いため、慣れれば短時間の留守番はできる子が多いです。
そのためには、短い時間から徐々に慣れさせて、「飼い主さんは出かけても必ず戻ってくる」ということを学習させましょう。
ただし、中には分離不安から留守番中ずっと吠えてしまうポメラニアンもいます。
いずれにしても、長時間の留守番は負担が大きいため、長時間家を空けるのは難しいと考えてください。
警戒心が強く、よく吠えることから、ポメラニアンは性格が良くないと言われることがあるのかもしれません。
しかし、無駄吠えをやめさせられるかどうかは、飼い主さんのしつけ次第です。
ポメラニアンは賢いため、きちんと躾ければ学習します。
「要求吠えには反応しない」「伏せや待てのコマンドを覚えさせ、無駄吠えが始まったらコマンドを与える」など、吠え対策のしつけを徹底しましょう。
しつけさえできれば、人なつこく好奇心旺盛なポメラニアンはチャーミングそのもの。
家庭の可愛いアイドルになってくれること間違いなしです。
ポメラニアンに限りませんが、犬は群れで生活する習性の生き物ですので、長時間の留守番はストレスになります。
特に飼い始めのうちは、なるべく一緒にいる時間を長くとり、安心感と信頼関係をしっかり築きましょう。
かといって、飼い主さんといつもべったり、というのもあまり良くないと言われます。
飼い主さんへの依存が強いポメラニアンは、少しでも飼い主さんと離れると不安になってしまう「分離不安」に陥りやすいからです。
もともとポメラニアンは自立心もある犬ですので、一人遊びをさせたり、短時間の留守番に慣れさせたりしましょう。
そのためにも大事なのが、無駄吠え対策です。
警戒心と不安から、留守番中ずっと吠え続けるポメラニアンもいます。
ご近所トラブルの元にもなるため、初心者の方はトレーナーさんのアドバイスも受けながら、きちんとしつけをしましょう。
子犬の時期になるべく外に連れて行き、色々な人や犬、物音などに慣れさせること(社会化)も大切です。
ポメラニアンは本来カットが絶対に必要な犬種ではないため、どんなスタイルにしろ短くしすぎはトラブルの元になります。
柴犬カットの場合、サマーカットとして体の毛をかなり短く刈ることも多いため、特に注意が必要です。
バリカンは使わず、ハサミで適度な長さを残すことをおすすめします。
ポメラニアンの柴犬カットについては、以下の記事でくわしく解説しています。
ポメラニアンのカットの中でも一番人気と言われるのが、柴犬カットです。柴犬の子犬のように見えるカットで、「シバラニアン」や「ポメ柴」などと呼ばれています。ポメラニアンを飼ったからには、一度は挑戦してみたい…と思っている飼い主さ[…]
ポメラニアンはもこもこのダブルコートの毛を持っているため、寒さには比較的強い犬種です。
とはいえ、子犬のころから室内飼いされていると体温調節が苦手になりがちですので、冬は防寒対策として服を着せてあげても良いでしょう。
防寒対策以外にも、ポメラニアンの洋服は「抜け毛の飛び散り防止」「紫外線対策」「汚れ防止」などに役立ちます。
特に換毛期は抜け毛の量が多いため、カフェやドッグランなどに行くのであれば、マナーとして服を着せた方がいいかもしれませんね。
雨上がりの公園など、毛が汚れそうなところに散歩に行く時も、服を着せておくとラクですよ。
お迎え時に必要なのは、ケージ(サークル)・トイレトレーとシート・食器類・ドッグフード(子犬用)・スリッカー(ブラシ)などです。
特に子犬のうちはケージ内で過ごす時間が長いため、寝床になる犬用ベッドなどを入れて、居心地のいい空間を作ってあげましょう。
ジャンプして脱走しないよう、天井付きのものがベストです。
抜け毛が多い犬種ですので、スリッカーブラシを用意して、できるだけ毎日ブラッシングしましょう。
その他、おやつやおもちゃも用意してあげると喜びますよ。
ポメラニアンの赤ちゃんを迎えるにあたって必要な準備については、以下の記事でくわしくご紹介しています。
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ポメラニアンは活発な犬種ですが、運動量はそれほど多い方ではありません。
お散歩は1日2回、各15分が目安とされています。
それでは足りなさそうな場合、もう少し時間を伸ばしてもOKです。
ただし、骨や関節が弱いため、長時間の歩かせすぎにはご注意ください。
散歩のほかに、家でボール投げや引っ張り合いっこなどの遊びをしてあげると、十分な運動量を確保できますよ。
一般的に、希少なカラーほど値段は高くなります。
オーソドックスなオレンジやクリームなどが30万~50万円だとすると、ホワイトやブラックは40万~60万することが多いです。
ブラウンやチョコレート、ウルフセーブル、ビーバーなどの珍しいカラーは、さらに高値で売られていることもあります。
希少カラーはペットショップでの取り扱いが少ないため、ブリーダーの子犬情報をこまめにチェックするか、あらかじめ希望を伝えておくのがおすすめです。
個体差もありますが、ポメラニアンの成犬時の体重は1.5~3.5kg、体高は20cm前後が目安です。
ただし、もともと大型犬のサモエドを祖先に持つと言われているため、先祖返りが起きると10kg近くまで大きくなる子もいます。
また、小型ながら食欲旺盛なポメラニアンは、油断すると太りやすい点に注意が必要です。
適正な給餌量と適度な運動で、なるべく1歳時の体重をキープできるようにしましょう。
ポメラニアンの成犬のサイズについては、以下の記事でくわしくご紹介しています。
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ポメラニアンのミックス犬は、組み合わせによって多種多様です。
人気が高いものとしては、トイプードルと掛け合わせた「ポメプー」や、チワワと掛け合わせた「ポメチワ」、マルチーズと掛け合わせた「ポメマル」などがいます。
変わったところでは、シベリアンハスキーと掛け合わせた「ポンスキー」や、柴犬と掛け合わせた「ポメ柴」、パグと掛け合わせた「ポメパグ」などもいますよ。
ただし、基本的にポメラニアンのミックス犬は数が少なく、ペットショップやブリーダーで気長に探す必要がありそうです。
希少なミックス犬がほしい場合は、海外から個人輸入するという方法もあります。
ポメラニアンのミックス犬については、以下の記事もご参照ください。
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柴犬とのミックス「ポメ柴」については、以下の記事でくわしくご紹介しています。
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