「パグを飼う予定だけど、迎え入れる前に何を準備しておけば良いの?」「育てるときに注意することとか初めにやっておいた方が良いことは?」初めてパグを飼う方は楽しみな反面色々と不安な面も多いと思います。
ましてや犬自体を初めて飼うならなおさら、不安な面も多くあるはず。
この記事ではこれからパグを迎え入れる予定のある方や検討中の方に向けて、パグをお迎えする前に準備しておくべき物やお迎え当日の過ごし方、食事やトイレなどの基本的な飼い方を解説します。
飼い主なら知っておいた方が良い重要なポイントから意外と知らない知識まで幅広く紹介するので、初めのうちはこれさえ読んでおけば心配ありません。
パグを飼う前に用意したい7つのお迎え準備リスト
用意したいもの | 優先度 | 平均価格 |
---|---|---|
サークル(ケージ)・犬用ベッド | 5,000円~40,000円 | |
クレート | 4,000円~10,000円 | |
首輪・リード | 1,000円〜5,000円 | |
トイレトレー・ペットシーツ・ウエットティッシュ | 1,000円~5,000円 | |
食器・給水器 | 1,000円~5,000円 | |
ケア用品(シャンプー・ブラシ・歯磨き・爪切り) | 2,000円~5,000円 | |
温度計 | 1,000円~3,000円 |
パグを迎え入れる際に最低限用意しておくべき物を7つまとめました。
迎え入れてすぐはワクチン未摂取でワンちゃんを連れたまま買い物はできないので、事前に用意しておくと安心です。
サークル(ゲージ)・犬用ベッド
- ペットシーツが置ける大きさ
- 耐久性の高さ
- 掃除のしやすさ
家の中で放し飼いするご家庭もあるため、サークルは必ずしも必要な物ではありませんが、できればあったほうが良いです。
パグはいたずら好きの性格の子が多いため、放し飼いをして目を離した隙きに誤飲してしまったり、ゴミを漁ったりといった事前に防げるようなトラブルも避けられます。とくに留守にすることが多い家庭では欠かせません。
また、迎えいれ当日は環境が変わって不安に感じる子もいるので、サークルに入れてそっと見守っておくといった対応が必要になります。
寝床とトイレが近くにあると嫌がる犬も多いので、できればトイレと寝床に間に仕切りがあるサークルだと尚良しです。
大きさは「狭いほうが落ち着く子」もいれば「大きい方がストレスなく過ごせる子」もいるのでまちまちですが、家を留守にすることが多い家庭の場合は広いサークルを用意してあげると快適に過ごさせてあげられます。
またパグは好奇心旺盛でフェンスを噛んでしまう子もいるため、愛犬を守るためにも耐久性の高いものを選んであげると安心です。
飼い主側の面から言うと、掃除のしやすさも譲れないポイントのひとつ。とくにパグは抜け毛が多い犬種なので掃除のしやすいサークルを選ぶと清潔に保ってあげられます。
おすすめサークル(ゲージ) | 価格 |
---|---|
12,800円(税込) | |
カインズ 『トイレのしつけが出来るドッグルームサークル 4903588247576』 | 19,800円(税込) |
24,728円(税込) |
クレート
- 通気性が良いもの
- パグが中でくるりと方向転換できる大きさのもの
クレートとは、移動の際に犬を安全に運ぶための持ち運びゲージのような物です。もちろん自宅でも犬のハウスや寝床として使用できます。
すぐには慣れないので、初めのうちに準備しておいて慣らす練習をしておくとワクチン接種に出かける際にも大活躍です。
子犬のときはSサイズでも十分ですが、パグは成長が早く6〜7ヶ月を迎える頃には成犬とほぼ変わらない大きさまで成長します。
そのため、初めからMサイズを購入しておくと買い替える手間がなくて安心です。
おすすめのクレート | 価格 |
リッチェル キャンピングキャリー 折りたたみ | 12,100円(税込):Mサイズ |
リッチェル キャンピングキャリー S・M・ダブルドア | 9,240円(税込):Mサイズ |
アイリスオーヤマ エアトラベルキャリー ATC-460・530・670・870 | 9,328円:Mサイズ |
首輪(ハーネス)・リード
- 首輪よりハーネスがおすすめ
- 通気性が良いもの
- 柔らかい素材で肌を傷つけないもの
- 耐久性があるもの
お散歩はワクチン接種後でないと行けないのですぐに必要ではありませんが、室内でリーダーウォークを練習する際にも使えます。
リーダーウォークとは、犬が主体となってリードせず、自発的に飼い主の足元に寄り添って歩く状態のこと。
首輪に慣れさせ、正しい散歩方法を身につける練習をするためにも早めに用意しておくと安心です。
パグのような短頭種には、できればハーネスがおすすめ。鼻から喉にかけての気道が狭くなっているため、運動したり、興奮したりするとすぐに息苦しくなってしまうからです。
首輪が良い場合は、首の締め付けが少ないハーフチョークタイプの首輪がおすすめ。チェーンが着いており、通常時は首の部分がゆるくなっています。リードを持つとチェーンが締まるようになっているため、散歩のときに外れてしまう心配はありません。
パグにおすすめの首輪・ハーネス | 価格 |
4,501円(税込) | |
1,999円(税込) | |
3,740円(税込) |
トイレトレー・ペットシーツ・ウエットティッシュ
- サークルや愛犬の大きさに合うもの
- 機能性が高いもの(尿が飛び散らないもの)
トイレトレーがあることによって、「ここがトイレ」と認識しやすくトイレトレーニングがスムーズに進みます。
トイレシーツはトイレトレーの上に敷いて使用します。トイレシーツだけだと位置がズレてしまい、排泄物がシーツ外に溢れてしまうこともあるため、トイレトレーとセットで用意しておくべき用品です。
ウエットティッシュはトイレ後の後処理や散歩後の足拭きなどに使います。何にでも使えてあると便利なので、ペットがいる家庭には欠かせません。
トイレトレーを選ぶ際には、大きさや機能性に注意。ワンちゃんはクルクル回りながら用を足すことも多いので、ワンちゃんが回れる大きさ、尿が飛び散らないガードがあるトレーを選ぶと安心です。
また、サークル内にトイレトレーを置くならサークルのサイズを事前に測るか、サークルと同時に購入するのがおすすめです。ショップによてはサークルとセットで販売しているところもあります。
おすすめのトイレトレー | 価格 |
アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー FTT-485・635 | 1,520円〜2,580円(税込) |
1,280円(税込) | |
リッチェル お掃除簡単ステップトレー | 2,860円(税込) |
食器・給水器
- 安全性の高い素材
- こぼれにくいタイプのもの
- 浅めのもの
食器や給水器は、愛犬が噛んでしまっても壊れない陶器やステンレス製のものがおすすめ。
とくにステンレス製の食器は落としても割れないくらい耐久性が高いため、ワンちゃんの食器として人気の高い素材です。
ステンレスのため、気軽に消毒もできて匂い移りもしにくいのが人気の理由でもあります。
陶器タイプの食器は本体が重いため、こぼれにくく安定性の高い商品で飼い主の外出時にも安心です。
またパグは、マズルが短い犬種なので、食器を選ぶ際には深さにも要注意。食べやすい浅めのものを選ぶようにしましょう。
お水を与える際には、食器よりも給水器がおすすめです。とくに飼い主が留守にしがちな家庭だと、お水がこぼれてしまったときにワンちゃんが過ごしにくくなってしまうため、溢れる心配のない給水器が役立ちます。
※ちなみにドックフードはこれまで食べていたものを引き続き与えることになるので、その場で教えてもらって購入します。なので事前に買わなくても大丈夫です。
おすすめの食器・給水器 | 価格 |
アイリスオーヤマ ステンレス製食器 SSY-125・175・225 | 607円(税込)〜 |
リッチェル ウォーターノズル ボトル付 | 2,420円(税込) |
ドギーマン「スタンドエコワンボトラー」 | 3,549円(税込) |
ケア用品(ブラシ・歯磨き・爪切り)
- ブラシや歯磨きは肌を傷つけない柔らかい素材のものを
- 爪切りは飼い主が扱いやすいもの、安全性が高いものを
パグは抜け毛が多い犬種なのでブラシは必須です。
日頃からお手入れをしてあげることで、抜け毛を取り除くのはもちろんのこと抜け毛が多くなってしまう原因の毛まで一度に処理できてお手入れが楽になります。
パグは皮膚が弱いため、ブラシを選ぶ際にはなるべく柔らかい素材のものを選ぶのがおすすめ。
歯ブラシは子犬のときからやっておくと慣れも早いので、早めの段階で用意しておきたい用品です。こちらもブラシと同じく口内を傷つけない柔らかめの素材のものがおすすめ。
爪切りは色んなタイプの商品があるため、飼い主が扱いやすいかどうかを基準に選ぶのが無難です。
また、はじめのうちは慣れていないため、切れ味が良すぎるものよりそこそこ切れ味がよく切りすぎる危険性がないものの方が安心して使えます。
おすすめのケア用品 | 価格 |
獣毛ブラシ | 1,230円(税込) |
1,320円(税込) | |
980円(税込) |
温度計
- 温度と湿度が同時に確認できるもの
今までワンちゃんを飼ったことがないご家庭だとあまり温度を気にすることもなかったかもしれませんが、パグを飼うなら温度管理は必須です。
パグは熱中症にかかりやすい犬種なので、とくに夏場は要注意。夏は25度前後、冬は20〜23度くらいに保つのが理想です。
エアコンを使う際にはパグに直接冷気があたらないようにサークルの置き場を工夫して、快適に過ごせる準備をしておきましょう。
冬は加湿器などを活用して湿度の管理にも気を遣ってあげると安心して過ごせます。
おすすめの温度計 | 価格 |
1,480円(税込) | |
1,738円(税込) | |
カインズ温湿度計 | 980円(税込) |
パグの飼い方を5つの項目で徹底解説
2:トイレのしつけは初日から、根気強く
3:食事は成長に合わせた良質なフードを与えよう
4:散歩はワクチン接種が終わってから開始
5:歯磨き・シャンプー・ブラッシングを覚えよう
パグを迎え入れた当日から実際にお世話していく際にポイントとなる部分を5つ解説します。
1:初日はゲージに入れて休ませてあげる
迎え入れた初日は、ワンちゃんも慣れない環境で不安な状態なので、サークルに入れてそっと見守ってあげます。
待ち望んだワンちゃんが家に来たうれしさで写真を撮ったり抱っこしたくなるかもしれませんが、ここを我慢してワンちゃんをファーストで考えてあげるのが飼い主としての一番最初の役目。
ただワンちゃんの性格によっては初日から元気で好奇心旺盛な子もいるので、様子を伺いながら家の中を探索させてあげてもOKです。
その際には、ワンちゃんが誤飲してしまわないよう、目を離さずしっかり見守ってあげてください。
ワンちゃんを迎え入れる日までに部屋の掃除・片付けを終えて、危ないものは手の届かないところに置いておくといった準備をしておくのがベストですね。
また子犬の場合、不安から夜泣きをしてしまうケースもあるため、夜泣きをしたら頭をなでて安心させてあげると良いです。
最低でも1週間くらいはワンちゃんファーストで距離感を大事に接してあげられると今後も良い関係を築けます。
2:トイレのしつけは初日から、根気強く
「迎え入れた当日はサークルに入れてそっと見守るべき。」とお伝えしましたが、トイレトレーニングだけはなるべく早い方が良いので、初日から行います。
お家に連れてきたらサークルに入れて、排せつの兆候が見えたら予め用意しておいたトイレトレーまで誘導してあげます。
緊張からなかなか出ない子もいますが、そのときは無理にやらせなくても大丈夫です。様子を見ながら根気強く誘導してあげてください。
とは言え排せつの兆候が目に見えてわかるような状態ではない子もいるので、はじめのうちは2〜3時間ごとに誘導してあげると良いです。
ここで大事なことは、『成功したらしっかり褒めて遊んであげること』と『失敗しても何も言わないこと』の2つです。
褒めて遊んであげることで、トイレをちゃんとした場所ですると良いことがあると学習させることができます。
失敗したときに何も言わないのは、言葉を発すると飼い主が喜んでいると勘違いしてしまうためです。例え叱るための言葉であったとしても、です。
またワンちゃんは自分の住処を綺麗に保ちたい性質があるため、自分の家がどこなのかを認識させてそこを汚してはいけないと思わせる方法も効きます。
ワンちゃんは綺麗好きな傾向にあるので、このときにクレートトレーニングも同時に行うとクレートをハウスと認識して、ハウス内をトイレで汚さないようにするよう習慣付けられておすすめです。
トイレトレーニングはワンちゃんを飼う上で一番最初に乗り越えなければいけない壁なので、根気強く頑張ってください。
3:食事は成長に合わせた良質なフードを与えよう
はじめの食事は、これまで食べていたものと同じものを与えます。
ペットショップで購入した方は店員さんから、ブリーダーさんから購入した方はブリーダーさんから今まで食べていたフードを教えていただけると思うので、同じものを購入します。
もし健康面を考えて良質なドックフードに変えたい場合は、少しずつ混ぜて新しいドックフードに慣れさせるようにしてください。
子犬で迎え入れた場合、ドックフードをふやかす必要があるので、食事の20〜30分前には準備を始めましょう。1日の食事回数は3〜4回、食事の量はこまめに体重を測りながら調整します。
生後3ヶ月あたりからふやかす硬さを調整して、徐々にドライフードに慣れさせていきます。このときの食事回数もこれまでと同じです。
成犬になると胃腸の発達が進むので、1日2食に減らします。ただし、その日の体調や食欲によって調整する必要があります。
『パグの適正体重は6kg~8㎏生後3ヶ月~1年の平均体重と体重管理のコツを解説』では、パグの月齢や体重ごとの食事量を具体的に解説しています。肥満になりやすいパグの食事管理方法についても解説しているので、パグを初めて飼う方は必読です。
食べるのが大好きで食欲旺盛と言われるパグ。パグの飼い主にとって、体重管理は悩みのタネの1つです。あまりにも美味しそうに食べるのでいくらでも食べさせてあげたいと思ってしまいますが、飼い主として体重管理はしっかり行ってあげたいところ。[…]
4:散歩はワクチン接種が終わってから開始
- 散歩バッグ
- ハーネス(首輪)
- ウォーターボトル
- ポリ袋
- ティッシュ・ウエットティッシュ
散歩は2〜3回目のワクチン終了後、2週間開けてから行います。
散歩デビュー前にまずは上記の散歩に必要な持ち物を揃えておきましょう。
散歩バッグはウォーターボトル・ポリ袋・ティッシュウエットティッシュが入る大きさのものであれば何でもOKですが、おすすめはショルダーもしくはウエストポーチ。
両手が使えるので、万が一散歩中にトラブル(例えばパグが通行人に飛びかかってしまったり、誤飲してしまったりしたときなど)があった場合すぐに対応できます。
ウォーターボトルは排せつで汚した場所を綺麗にするときや途中で愛犬が喉が乾いたときに活躍します。こちらも何でもOKですが、愛犬が飲みやすいものを選ぶと良いです。
ポリ袋やティッシュ・ウエットティッシュも同じく排せつをしたときに使用するので、マナーとして忘れずに持っていきます。
はじめての散歩では、『地面の熱さ』『道端に落ちてるゴミの拾い食い』『通行人への飛びかかり』に要注意。
素足で歩くワンちゃんにとってアスファルトは想像以上に熱いので、影になってる部分に誘導してあげたりと気を遣ってあげることが大切です。
また、家の中とは違い外はそこら辺にたくさんゴミが落ちているので、拾い食いをしないかどうか常に見張っておく必要があります。
もし拾い食いをしてしまったらすぐに吐かせて「ダメ」と叱り、良くないことだと学習させましょう。
散歩がはじめてのワンちゃんにとって知らない人に出会う機会が多い外の世界では、興奮して通行人に飛びかかってしまうことがあります。
犬が苦手な方やアレルギーを持っている方もいるので、飛びかかる前にリードを短く持つなどの対策をしておくと安心です。
5:歯磨き・シャンプー・ブラッシングを覚えよう
パグと暮らす上で欠かせないのが日頃のケア。
歯磨きやブラッシングは毎日、シャンプーは10日〜2週間に1回できるのが理想です。
ブラッシングは柔らかい毛で肌を傷つけないように丁寧にやってあげます。
歯磨きは子を迎え入れた日から始めるのがおすすめ。早いうちからやっておくと習慣付きやすく歯磨きも嫌がらずにやってくれやすいので、子犬のうちから練習しておきましょう。
初めは上手に磨けなくてもOK。歯ブラシを『口にあてる→褒める』『歯にあてる→褒める』を繰り返し徐々に慣らしていきます。
どうしても嫌がる場合は歯磨きシートや歯磨きガムを併用して、継続できるよう工夫してみてください。
シャンプーはぬるま湯で汚れた部位だけを洗うのが基本です。水が苦手な子も多いので、全身を洗う場合はサッと手早く洗ってあげましょう。
またワンちゃんは初めてのシャンプーでストレスを感じてしまったり、体温の低下で具合が悪くなるケースもあるので、シャンプーが慣れないうちは動物病院が空いてる時間に行うのをおすすめします。
とくにパグは皮膚が弱い犬種なので、シャンプーの洗い残しやシャワーの温度は十分に気を遣ってあげたいところ。
自分でシャンプーするのが苦手な場合は、トリミングサロンを併用するのもおすすめです。シャンプーだけなら生後3ヶ月〜から受け入れてくれます。
※ワクチン接種後1週間以内のお風呂は避けてください。
パグと暮らすために気をつけたい3つのこと
愛犬と良い関係を築き、長い時間一緒に過ごすためにこれだけは気をつけておきたい3つのポイントをまとめました。
1:家庭内でしつけの方針を統一する
パグは頑固な性格なゆえ、一度覚えたことを変えようとしないため、家庭内でのしつけ方法統一は鉄則です。
しつけを統一させる目的はパグの性格に寄り添う以外にも、『パグを混乱させない』『早く覚えられる』ことにもあります。
1つのしつけにつき、1つの単語(コマンド)を基本として家庭内で決めておいてください。
しつけを始めるタイミングは早ければ早い方が良いです。まず初めにやっておきたいしつけは『トイトレ』『おすわり』『まて』の3つ。
パグは飼い主への思いやりがある犬なので、しつけをするときは怒るよりも褒めながら行うのがおすすめ。
うまくできなくても怒らずに根気強く向き合ってあげてください。
具体的なしつけ方法は『パグの赤ちゃんが飼いたい値段や育て方、里親になる方法など全解説』でも解説しています。
クリクリの目に独特の困り顔で愛嬌抜群のパグ。小さくて可愛らしい赤ちゃんのうちから飼ってみたい方もたくさんいると思います。この記事では、これからパグの赤ちゃんを飼ってみたい方に向けて、パグの値段や育て方、里親になる方法などをま[…]
2:食事量や栄養バランスをしっかり考える
パグは食欲旺盛で太りやすい体質なので、飼い主が食事量や栄養バランスをしっかり考えて管理してあげる必要があります。
体重をこまめに量り、体重に合わせて食事量を調整します。15kg未満なら体重の約1.2%、15kg以上なら体重の1%が目安です。
個体差もあるので一概には言えませんが、月齢ごとの標準体重から大きくズレている場合はダイエットが必要になることも。
その場合は、上記の目安はあくまでも参考程度に、ダイエット用のドックフードを活用して適正体重になるよう管理します。
パグの標準体重は『パグの適正体重は6kg~8㎏生後3ヶ月~1年の平均体重と体重管理のコツを解説』で表にまとめているので、頭の片隅にでも入れておくと安心です。
食べるのが大好きで食欲旺盛と言われるパグ。パグの飼い主にとって、体重管理は悩みのタネの1つです。あまりにも美味しそうに食べるのでいくらでも食べさせてあげたいと思ってしまいますが、飼い主として体重管理はしっかり行ってあげたいところ。[…]
3:こまめなお手入れと体調管理を怠らない
パグは皮膚が弱く、さらに暑さにも弱い性質をもっています。
そのため日頃からこまめにお手入れをして、皮膚(肌)を清潔に保ってあげることが大切です。
とくに顔にシワが多くシワの間にゴミが溜まりやすい犬種なので、人(犬)一倍気を遣ってあげる必要があります。
また暑さ対策には温度計を活用しながら部屋の温度を適正に保ち、熱中症にならないような工夫をしてあげると良いです。
まとめ
✔事前準備に必要なもの以外はその都度揃えておけばOK。(おもちゃやドックフードなど)
✔当日は見守ってあげることが大事。トイトレと歯磨きは初日から行う
✔お散歩はワクチン接種2〜3回が終わってから2週間後以降に始める
✔歯磨きとブラッシングは毎日行う。シャワーは10日〜2週間ごとに。
✔ワクチン接種後1週間以内のお風呂は避ける
✔しつけは必ず家庭内で統一させる
✔パグは体調を崩しやすいので体調や食事の管理を大切に。
パグを迎え入れる前には、今回紹介した用品の準備以外に、お部屋の掃除や片付けをしておくことも大切です。
ワンちゃんは目線が低い分、飼い主の目が届かないようなところにあるものを誤飲してしまう危険性があります。
誤飲しそうなものがないかしっかりチェックしてワンちゃんが届かないところに置いておきましょう。
また、ワンちゃんを飼うと今までの生活とはまったく違う習慣で慣れないことも多いかもしれませんが、飼うと決めた以上最後まで責任を持って育ててあげてください。
パグはとても人懐っこく愛情深い犬種なので、大変なこと以上に幸せなことが多く毎日の生活が楽しくなるはずです。