「可愛いトイプードルをうちでも迎えたい」
「でも、何をそろえればいいの?」
「そもそも、トイプードルを飼うのって難しくない?」
初めてトイプードルをお迎えする場合、分からないことだらけですよね。
一般的に、トイプードルは全犬種の中でも飼育しやすいと評判です。
サイズが小さいため、日本の集合住宅でも無理なく飼えますし、抜け毛もほとんどありません。
賢いのでしつけもしやすい上、性格が友好的で愛情深く、まさに「ペットの鑑」と言っても過言ではない存在です。
この記事では、トイプードルをお迎えする前に用意したい物や、お迎え当日の過ごし方、食事やトイレなどの基本的な飼い方などをご紹介していきます。
トイプードルのお迎えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トイプードルを飼う前に用意したい8つのお迎え準備リスト
用意したい物 | 重要度(準備の優先度) | 平均価格 |
---|---|---|
サークル(ケージ) | 5,000円~40,000円 | |
クレート(キャリーケース) | 4,000円~10,000円 | |
トイレトレー・ペットシート | 1,000円~5,000円 | |
食器・給水器 | 1,000円~5,000円 | |
ドッグフード・おやつ | 月5,000円~10,000円 | |
スリッカーブラシ・コーム | 2,000円~5,000円 | |
ケア用品(爪切り・シャンプー・歯磨き用品など) | 2,000円~5,000円 | |
おもちゃ | 1,000円~3,000円 |
まずは、トイプードルの飼育に最低限必要な8つの物を見ていきましょう。
特に子犬から飼う場合、まだワクチンスケジュールが完了していないことが多いため、購入したばかりの子犬を連れてペットショップで買い物するのは厳禁です。
必ず、事前に用意してからお迎えしてくださいね。
①サークル(ケージ)
おすすめサークルBEST3 | 価格 |
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ペティオ「アドメイト ヴィラフォートサークル」 | 25,080円(税込) |
カインズ「ツールームサークル」 | 12,800円(税込) |
アイリスオーヤマ「インテリアウッディサークル」 | 20,680円(税込) |
いずれ室内でフリーにさせる予定でも、サークルやケージは必要です。
ワンちゃんにとって安心できる大事なテリトリーになりますし、特に子犬の頃はお留守番の時に入れる必要があります。
大きさは、「広い方がストレスがなくていい」と言う人もいれば、「狭い方が落ち着けるのでいい」と言う人もいて、意見がバラバラです。
クレート(ベッド)とトイレを置くスペースは最低限必要となりますので、どんなに小さくても幅90cmは確保してあげましょう。
留守番の時間が長い家庭では、なるべく広めのサークルを用意してあげた方が良いですね。
トイプードルはジャンプ力が高いので、必ず屋根つきのものを選んでください。
また、ワンちゃんは寝床の近くでトイレをするのを嫌がるため、できればトイレと寝床の間に仕切りがついたタイプの方が望ましいです。
トイプードルは寒がりですから、サークルやケージは窓辺やエアコンの当たる場所を避けて置きましょう。
寒い時期にお迎えする場合は、ペットヒーターも用意してあげてください。
②クレート
おすすめクレートBEST3 | 価格 |
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リッチェル「キャンピングキャリーファイン ダブルドア Sサイズ」 | 6,600円(税込) |
アイリスオーヤマ「エアトラベルキャリー SSサイズ」 | 2,838円(税込) |
プチリュバン「ペットキャリーバッグ DX50」 | 3,280円(税込) |
クレートは、屋根付きの小型ハウスのようなもので、移動の際はキャリアケースとしても使える便利ものです。
屋根が付いているので落ち着いて寝てくれる子が多く、家では寝床としてもよく使われています。
通気性が良く、トイプードルが中で方向転換できる程度の大きさのものを選びましょう。
トイプードルの子犬なら、Sサイズで十分だと思われます。
成長とともに買い替えを検討したいグッズの1つです。
③トイレトレー・ペットシート
おすすめトイレトレーBEST3 | 価格 |
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ペティオ「片手でらくらくドッグトレー ワイド」 | 2,508円(税込) |
アイリスオーヤマ「フチもれしにくいトレーニングペットトレー ワイド」 | 2,398円(税込) |
ボンビアルコン「しつけるウォールトレー Sサイズ」 | 3,740円(税込) |
トイプードルのおトイレです。
ペットシートを敷いて使いますので、トレーのサイズに合ったシートも一緒に購入します。
トレーは、トイプードルの全身が入る大きさのものがベストです。
なるべくワイドサイズの方が失敗が少ないですし、成犬になってもずっと同じトレーを使えますよ。
トイレシートを食いちぎって誤飲してしまう危険性があるため、シートの上がメッシュ構造になっているトレーがおすすめです。
男の子を迎える場合は、片足立ちでおしっこをすることを考え、壁のあるL字型のトイレトレーも検討してみましょう。
④食器・給水器
おすすめ給水器BEST3 | 価格 |
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リッチェル「ウォーターディッシュ S」 | 1,430円(税込) |
ドギーマン「スタンドエコワンボトラー」 | 3,549円(税込) |
アイリスオーヤマ「給水ボトル P-KB-R」 | 1,078円(税込) |
プラスチック製はかじりやすく倒れやすいため、安定性のあるステンレスや陶器製のものがおすすめです。
お水は、こぼしたり遊んだりする可能性を考え、お皿やボウルではなく給水器を使用する飼い主さんが増えています。
特にお留守番の時、お皿タイプだとひっくり返して水がなくなってしまう危険性があるため、ご注意ください。
初めての給水器に抵抗を示すワンちゃんもいますので、最初は人間が指で水を出すのを見せて、飲み方を教えてあげましょう。
ペットショップやブリーダーの所で使っていた給水器と似たものを選ぶといいかもしれませんね。
⑤ドッグフード・おやつ
おすすめドッグフードBEST3 | 価格 |
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ロイヤルカナン「プードル 専用フード子犬用」 | 800g / 1,903円(税込) |
ニュートロ「シュプレモ™小犬用」 | 3kg/4,040円(税込) |
ヒルズ「サイエンス・ダイエット 小型犬用 パピー」 | 1.5kg/1,555円(税込) |
最初は慣れ親しんだものを与えるために、ブリーダーやペットショップで食べていたフードと同じものを購入しましょう。
他のフードに変えたい場合は、今までのフードに新しいものを少しずつ混ぜて、様子を見ながら徐々に移行していきます。
1歳までは、栄養価の高い子犬用のフードを与えましょう。
ドッグフードには、ドライタイプとウェットタイプがありますが、ドライの方が歯石がつきにくく、使い勝手も良いです。
ウェットしか食べない子の場合は、食後にしっかり歯磨きしてあげてください。
おやつも、しつけに非常に役立ちますので、色々用意してあげるといいですね。
ほしがったらあげるのではなく、あくまでご褒美として効果的に使うことがコツです。
⑥スリッカーブラシ・コーム
おすすめスリッカーブラシBEST3 | 価格 |
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ローレンス「スリッカーブラシ SSサイズ」 | 1,200円(税込) |
ペッツルート「フルーツ村のスリッカーブラシ S」 | 1,101円(税込) |
岡野製作所「スリッカーブラシ 武蔵 PRO ソフト S」 | 2,080円(税込) |
トイプードルの毛はどんどん伸び続けますので、毛玉を作らないためにも日々のブラッシングが大事です。
必ず用意したいのは、細いピンがたくさん敷き詰められたような「スリッカー」と呼ばれるブラシ。
毛のもつれや毛玉をほぐしやすく、ホコリを取り除いたり血行を良くしたりする効果もあります。
その後、仕上げとしてコームを使うとなお良いので、犬用のコームも用意してあげてくださいね。
忘れてはいけないのが、トイプードルはアンダーコート(下毛)を持たないシングルコートの犬だということです。
アンダーコートを持つ犬用のブラシを使うと刺激が強すぎますので、ブラシの商品説明をよく見て、シングルコートに使えるものを選びましょう。
⑦ケア用品(爪切り・シャンプー・歯磨き用品など)
おすすめデンタルケアグッズBEST3 | 価格 |
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ライオン「ペットキッス (PETKISS) 歯みがきシート」 | 30枚:244円(税込) |
ビルバック「C.E.T歯みがきペースト チキンフレーバー」 | 2,200円(税込) |
リデンタ「リデンタウォータープラス」 | 3,439円(税込) |
トイプードルのお世話グッズとしては、爪切り・爪やすり・耳掃除用のクリーナー・犬用シャンプー・歯ブラシなどがあります。
これらは必ずしもお迎え当日までにそろえる必要はありませんが、なるべく早めに用意しておくといいですね。
人間と同様、犬も虫歯や歯周病を防ぐために歯磨きが大切です。
歯ブラシを嫌がるようであれば、ジェルやスプレー、ガムなどのデンタルケアグッズを試してみましょう。
⑧おもちゃ
おすすめの犬用おもちゃBEST3 | 価格 |
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コング「パピーコング S」 | 715円(税込) |
TANAKA ENERGY WORKS「鹿角さん 小型犬用」 | 980円(税込) |
ドギーマン「アミーバー ボール Sサイズ」 | 385円(税込) |
トイプードルの子犬も、人間の子供と同じようにおもちゃが大好きです。
まだお散歩に行けない時期の運動にもなりますし、飼い主さんとの絆も強まりますので、ぜひ安全な犬用おもちゃを用意してあげましょう。
噛んでも簡単に壊れないもの、飲み込む心配のないサイズのものを与えてくださいね。
中にフードやおやつを入れて、取り出して遊ぶ「コング」などの知育玩具も、トイプードルは大好きですよ。
トイプードルの飼い方を5つの項目で徹底解説
③トイレのしつけは初日から。根気よくトレーニングしよう
④散歩はトイプードルに必要不可欠ワクチンが終わったら始めよう
⑤トリミングとシャンプーは月に1度が基本。色々なスタイルを楽しもう
トイプードルをお迎えしたら、いよいよ飼育スタートです
するべきことはたくさんありますが、ここではトイプードルの基本的な飼い方のポイントを5つご紹介していきます。
ステップ1:初日はケージに入れて、そっと見守ろう
ペットショップやブリーダーからお迎えした当日は、ケージやサークルの中に入れて静かに見守りましょう。
お気に入りのおもちゃや毛布などをもらっている場合は、一緒に入れてあげてください。
トイレの場所は真っ先に覚えてもらいたいので、誘導してあげましょう。
特にデリケートな子の場合、急に環境が変わったストレスから食欲がなくなったり、体調を崩したりすることがあります。
できればお迎えから1週間程度はワンちゃんのペースに合わせ、ムリにかまわないようにしたいものです。
ただし、好奇心旺盛な子の場合、疲れさせない程度にお部屋を探検させてあげてもOKです。
子犬のうちは誤飲などの事故が起きやすいため、家族の誰かが見ていられる時に探検させましょう。
また、お迎えしたばかりの時期はワンちゃんが夜鳴きすることがあります。
「夜鳴きは無視するべき」とよく言われますが、家に来たばかりの子犬がクーンクーンと鳴くのは要求吠えとは違います。
優しく名前を呼んであげたり、なでてあげたりして、落ち着かせてあげましょう。
どうしても夜鳴きがやまない時は、ケージに毛布をかぶせて暗くしてあげると落ち着きやすいですよ。
ステップ2:食事は成長に合わせた良質なフードを与えよう
動物のお世話の基本は、きちんと食事を与えて必要な栄養をとらせることです。
子犬の場合はパピー用のフードを、1日3~4回くらいに分けて与えます。
子犬は大量のフードを一度に消化しきれませんので、少量ずつ分けてあげることが大切です。
ドッグフードは「一般食」や「副食」と書かれたものではなく、「総合栄養食」と書かれたものをメインにしてください。
愛犬の健康を考えるなら、安価な市販のものより、質の良い原材料を使ったプレミアムフードの方がおすすめです。
生後4~5ヶ月を過ぎて、栄養状態や便の状態が良ければ、1日2回に変えてもかまいません。
ただし最近は、成犬になっても1日3回が良いという説も出ています。
いずれにしても、1日の必要量を超えないように気をつけて、便の状態も見ながら食事回数を調整してあげてくださいね。
ステップ3:トイレのしつけは初日から。根気よくトレーニングしよう
犬のお世話で1番苦労することが多いのが、トイレのしつけです。
トイレトレーニングは、お迎えした初日からスタートする気持ちでいましょう。
基本は「犬の様子をしっかり観察して、排せつの兆候が見えたらトイレに誘導し、成功したら思い切り褒める」ことに尽きます。
子犬がトイレを我慢できる時間は「月齢+1時間」と言われていますので、少なくとも3~4時間ごとにトイレに連れて行ってあげるといいですね。
この時、「トイレ」「シーシー」「ワンツー」などのコマンドを与えてあげると、将来的にコマンドで排せつさせることもできます。
また、犬は寝床とトイレが近いのを嫌がりますので、ケージ内の配置には気を配ってください。
寝床とトイレはできるだけ離すか、仕切りを付けるといいですね。
とにかく子犬のトイレトレーニングは、根気が大事です。
トイプードルはもともと賢いので、根気よくしつければいずれちゃんとトイレでしてくれるようになりますよ。
Youtubeにもドッグトレーナーさんがトイレトレーニングの動画をたくさんアップしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ステップ4:散歩はトイプードルに必要不可欠ワクチンが終わったら始めよう
回数 | 1日2回 |
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時間 | 1回30分~ |
距離 | 1回1km~2km |
ワンちゃんといえばお散歩ですが、子犬の場合、まずはワクチンスケジュールを終えることが先決です。
最後のワクチンを接種してから2週間たてば、抗体がしっかりと作られますので、いよいよお散歩デビューできます。
ただし、その前に準備段階として、飼い主さんが抱っこした状態で外の空気に触れさせるのはOKです。
他のワンちゃんと触れ合わないようにだけ気をつけてくださいね。
また、家の中で首輪やリードにも慣れさせていきましょう。
トイプードルは体の大きさのわりに運動量の多い犬種ですので、お散歩はできれば1日2回、それぞれ30分を目安にしてください。
食後に散歩させると胃捻転や胃拡張症候群のリスクが高まるため、食前か、食後なら2時間は空けてからにします。
お散歩については、以下の記事でくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
トイプードルは、小型ながら運動量の多い犬種です。「ぬいぐるみみたいだし、お散歩はしなくてもいいのでは?」と思うのは大きな間違いで、毎日しっかりお散歩を必要とします。この記事では、トイプードルのお散歩の時間・回数・距離などの目[…]
ステップ5:トリミングとシャンプーは月に1度が基本。色々なスタイルを楽しもう
トイプードルの飼育で欠かせないのが、トリミングです。
トイプードルの毛は抜けにくい分、どんどん伸びていきますので、基本的には月1回の頻度でトリミングが必要となります。
間が空きすぎると毛玉ができやすくなり、皮膚の状態も悪くなるため、定期的なトリミングが必須です。
トイプードルのトリミング料金は、シャンプー込みで6,000円~10,000円くらいが相場となっています。
信頼できるペットサロンにつれて行ってあげてくださいね。
また、トリミングもお散歩と同じく、ワクチン接種を終えていることが条件となります。
トイプードルのトリミングについては、以下の記事もご参照ください。
トイプードルは、基本的に月1度のトリミングが必要です。しかも、トイプードルのトリミング料金は、なんと人間のカット料金よりも高額…そのため、飼育代の中でもトリミング代はかなり大きなウェイトを占めます。後で「知らなかった[…]
3つのケース別のトイプードルの飼い方のコツを解説
①共働き家庭でトイプードルを飼う場合はケージでお留守番成犬を飼うのもおすすめ
✔朝晩の散歩と休日の触れ合いは欠かさない
✔夫婦ともフルタイム勤務の場合は、子犬の飼育は難しいかも…
1億総活躍社会の今、夫婦共働きの家庭は増える一方です。
「共働き家庭でトイプードルを飼うのはムリかな」と不安な方は多いと思いますが、工夫しだいでは可能と言えます。
トイプードルにはお留守番をしてもらうことになりますので、早い段階からケージやサークルに慣れてもらうのが一番です。
お留守番する時間が長ければ長いほど、大きめのサークルを用意してあげた方がいいでしょう。
できれば、お正月やお盆などの長期休みの時にお迎えして、短時間のお留守番から慣れてもらうといいですね。
ただし、夫婦2人ともフルタイムで働いていて、どちらも朝から夜遅くまで留守にするような場合は、少し難しいかもしれません。
特に子犬は体調を崩しやすいため、1日の大半を留守にする家庭では不安があります。
その場合は、すでに人に慣れた成犬か、成犬に近い月齢の子をお迎えするのもおすすめです。子犬よりは安心してお留守番させられますよ。
朝晩のお散歩と、休日のコミュニケーションは欠かせません。
普段いい子にお留守番してくれているワンちゃんを、全力でフォローしてあげてくださいね。
②一人暮らしでトイプードルを飼うのは大変空いた時間はすべて犬に費やすつもりで
✔朝晩の散歩と休日の触れ合いは欠かさない
✔室内カメラやペットシッターを活用する方法も
一人暮らしの方が犬を飼うのは、基本的に容易なことではありません。
在宅勤務ができる方は問題ありませんが、外で働いている場合、ワンちゃんにも飼い主さんにも負担がかかる可能性があります。
近くにサポートしてくれる人がいない場合はなおさらです。
①でご説明した夫婦共働きの場合、朝晩の散歩を交代制にするなどの工夫ができますが、一人暮らしの場合はすべて飼い主さんが1人でこなさないといけません。
仕事で疲れて帰ってきてから、トイプードルを散歩に連れて行き、翌朝も早く起きて散歩に行く…という生活が本当に負担にならないかどうか、まずはよく検討することをおすすめします。
特に社会人になりたての方は、仕事に慣れるまでは負担を増やさないようにしましょう。
「それでも、どうしてもトイプードルと暮らしたい」という方は、仕事以外の時間をほとんど犬に費やすつもりで飼うことが大切です。
お散歩・コミュニケーション・しつけなど、やることはたくさんありますので、それが自分の癒しになると思える人じゃないと難しいと思います。
また、利用できるものはどんどん活用しましょう。
外でも愛犬の様子を観察できる室内カメラや、自動給餌器(最近はカメラ付きのものも)などは、ぜひ用意してください。
飼い主さんやワンちゃんに何かあった時のために、信頼できる友人や家族に合鍵を渡しておいたり、ペットシッターさんと関係を築いておくのも良い方法です。
③子供や赤ちゃんがいる家でトイプードルを飼う場合は、感染症やアレルギーに気をつけて
✔子供のアレルギー検査は必須犬との接し方も教える
✔常に部屋を清潔に保ち、アレルギーになりにくい環境を作る
小さい子供のいる家庭でトイプードルを飼う場合、まず注意したいのが感染症です。
犬から人に移る可能性のある病気は20種類以上ありますから、特に抵抗力の弱い赤ちゃんがいる場合は注意しましょう。
たとえば、犬や猫が口腔内に持っている「パスツレラ菌」は、犬猫に噛まれたり引っかかれたりすることで感染します。
健康な大人であれば、無症状か、軽く済むことが多いのですが、赤ちゃんや高齢者などは重症化のリスクが高いです。
3歳くらいまでは、絶対に子供と犬を2人きりにさせないようにしましょう。
また、犬を手放す理由として「子供が犬アレルギーになったから」という話をよく聞きます。
そうならないためにも、お迎えする前に子供にアレルギー検査を受けさせましょう。
検査で何も出なくても突然発症することもありますが、現段階でのリスクはある程度分かります。
犬を飼っている知人がいれば、触れ合わせてもらって反応を見てみるのも1つの方法です。
もしアレルギーがあっても、家を毎日しっかり掃除してアレルゲンを除去することで、症状はかなり出にくくなりますよ。
また、トイプードルのような小型犬は、ちょっとした力や衝撃でも大きなケガにつながりますので、子供にも扱いに気をつけさせることが大事です。
もう話が分かる年齢になっている場合は、くれぐれも犬をおもちゃのように扱わないよう、しっかり教育をしてからお迎えしてくださいね。
まとめ
✔お迎え当日~1週間は静かに見守ろう
✔トイレトレーニングは初日から。お散歩はワクチンが済んでから。
✔共働き・一人暮らし・赤ちゃんのいる家庭でも工夫しだいで飼育は可能