キャバリア・トライ カラーの特徴や性格・販売価格を完全解説

かわいくて温厚で飼いやすいキャバリア。

キャバリアの定番色といえば白と茶のブレンハイムですが、白を基調に黒と茶色の模様が入ったトライカラーもまた人気色です。

この記事では、キャバアリアのトライカラーの特徴や性格、販売価格などをご紹介していきます。

キャバリアのトライカラーを飼ってみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

キャバリア・トライ カラーの基本情報まとめ

キャバリアの毛色は全部で4種類あり、最も多いのはブレンハイム、次いで今回ご紹介しているトライカラー、ブラック＆タン、ルビーの順で販売頭数が少なくなっていきます。

とはいえ、販売されているのはほとんどがブレンハイムで、若干トライカラーが販売されているだけ。

トライカラーを購入する際には、ブリーダーやペットショップをいくつか見て回る必要があるかもしれません。

キャバリアの性格は、毛色によって大きく異なることはなく、キャバリアらしい温厚で陽気、とても遊び好きで物怖じしない性格をしています。

家族が大好きですが、ほかの人も分け隔てなく接することのできる社交的な一面も持ち合わせています。

キャバリア・トライカラーの3つの特徴について

キャバリアには「ブレンハイム」「トライカラー」「ブラック＆タン」「ルビー」の4つのカラーがあり、ブレンハイムは、もっともメジャーなカラーです。

キャバリアの特徴をふまえ、今回ご紹介しているトライカラーの特徴をご紹介していきます。

1：トライカラーは人気色

トライカラーは、白をベースに黒と明るい茶色の3色で構成されています。

3色の毛色はハッキリとした境目があり、眉、両頬、尻尾の裏側などの赤茶色のマーキング（タン）が入っています。

ちょうど眉のあたりにタンが出ているので、表情がわかりやすいと人気のカラーです。

艶のある漆黒は、気品さえ漂っています。

2：明るく穏やかな性格

キャバリアは、活発で友好的、愛情深く優しいので、小さな子どもがいる家庭やお年寄りでも飼いやすい特徴があります。

なかには警戒心が強い子もいますが、争いを好まない穏やかな性格なので、犬を飼うのが初めての人でも安心して飼育できるでしょう。

また、キャバリアはカラーによる性格の違いはありません。

そのうえ、オスとメスの性格の違いもないといわれています。強いて言うなら、オスは明るくて陽気で、メスは敏感な傾向があります。

3：最多販売価格は30～50万円

ペットショップのコジマと、ブリーダー情報を集めたブリーダーナビで、キャバリア・トライカラーの販売頭数や販売価格を調べてみました。

生体ですので、その時々によって価格や販売頭数は異なりますが、キャバリア全体ではブリーダーで4頭、ペットショップでは13頭販売されていました。

そのうち、トライカラーはブリーダー、ペットショップいずれも2頭のみでした。価格はブリーダーではトライカラーの方が5万円高く設定されていましたが、ペットショップではトライカラーとブレンハイムの価格差がありません。

また、価格はカラーによっても異なりますが、顔の可愛さや月齢によっても異なります。

トライカラーはブレンハイムより圧倒的に頭数が少ないことから、トライカラーの子犬を購入する際はこまめにペットショップをブリーダーをたずねてみた方が良さそうです。

キャバリア・トライカラーの毛並みを保つために必要な3つのお手入れ

飾り毛の多いキャバリアは、毛色にかかわらず汚れが目立ちやすいです。そのうえ、抜け毛が多いためこまめなブラッシングはかかせません。

ここでは、キャバリアの毛並みを保つために必要なお手入れ方法を3つご紹介します。

①キャバリアは抜け毛が多いため、こまめなブラッシングが必要

トライカラーに限りませんが、キャバリアはオーバーコート（上毛）とアンダーコート（下毛）からなるダブルコートのため、1年を通して抜け毛がとても多い犬種です。

毛の生え替わる時期である換毛期には、ビックリするほど毛が抜けます。初めて換毛期を迎えたキャバリアを見る飼い主さんは、あまりの抜け毛の多さに驚かれるのかもしれませんね。

換毛期は夏と冬に訪れるので、その季節はいつもよりていねいにブラッシングしてあげてください。

ブラッシングは、体にたまった不要な抜け毛を取り除くほか、毛の流れを整えることでマッサージ効果も期待できます。

また、こまめにブラッシングしてあげることで、部屋にハラハラと抜け落ちる毛が少なくなるため、掃除の手間を減らすこともできるでしょう。

キャバリアの毛は長くて絡まりやすいため、できる限り毎日ブラッシングをおこないましょう。

②お散歩や食後は汚れをしっかり拭いてあげる

キャバリアの耳の毛はとても長いので、食事をする際には耳の毛が汚れないようにスヌードを着せてあげると良いでしょう。

また、キャバリアは飾り毛が多いため、お散歩で汚れをためがちです。

家に帰ってきたら、濡らして固く絞ったタオルで体をきれいに拭いてあげてください。

特に足先の飾り毛は汚れやすいので、お散歩から帰ったら犬用のウェットシートで汚れをふき取ってあげるとスッキリします。

こまめに汚れをふき取ってあげることが、キャバリアの美しい毛並みを維持するため必要です。

③外耳炎に注意

垂れ耳さんの宿命ともいえる外耳炎…。外耳炎は、耳の中が蒸れることで外耳が炎症を起こす病気のことをいいます。

外耳炎を起こすと、頭をよく振ったり、後ろ足で耳をひっかく仕草をしたり、耳から異臭がしたりします。また、耳を見ると、耳が真っ赤になっていることがあります。

これらの症状が見られたら外耳炎の可能性があるため、動物病院で診察を受けてください。治療は耳の中の汚れを取り除くほか、かゆみや炎症を抑える点耳薬を処方してもらえます。

外耳炎を防ぐには、定期的に耳掃除をしてあげてください。間違った方法で耳掃除をするとそれが原因で外耳炎を引き起こす可能性があるため、耳掃除のやり方は獣医さんに聞くと安心です。

また、垂れ耳さんの耳の中はふだん見ることができないので、耳から異臭はしていないか、赤くなっていないかなど、日頃から耳の中を観察する習慣を付けましょう。

まとめ

キャバリアはブレンハイムがメジャーですが、トライカラーも人気色です。

しかし、販売されている頭数が少ないため、実際に購入するとなるとペットショップやブリーダーを何軒か見て回る必要があるかもしれません。

また、トライカラーの販売価格を調査してみたところ、最多販売価格は30万円～50万円でした。

キャバリアの美しい毛並みを保つためには、こまめなブラッシングがかかせません。ブラッシングはマッサージ効果も期待できるため、毎日ブラッシングしてあげてください。